きむら耳鼻咽喉科クリニック

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日帰り手術

近年、医療機器や医療材料の進歩などにより、これまでより侵襲が少なく効果的な手術法が行われるようになりました。

当院では、内視鏡を用いた日帰り手術(局所麻酔)を行っております。

 ※病変が高度な場合、もしくは、全身麻酔下での治療が必要な場合は、近隣の病院の開放型病床を用いて短期滞在型手術を行います。

内視鏡やマイクロデブリッター、洗浄システムなどの手術機器や、手術法の改良によって、以前に較べるとはるかに安全な手術となっていますが、決して簡単な手術というわけではありません。

逆に以前の歯肉部を切開する手術方法に比べ、術野が非常に小さく、高度な技術を必要とします。


①鼻腔内形態改善手術
アレルギー性鼻炎や、慢性鼻炎、鼻中隔彎曲症で頑固な鼻閉を改善するために行います。

1)下鼻甲介手術

下鼻甲介の手術方法は主に3つあります。

1つ目は、アレルギー性鼻炎に対してよく行われる、レーザー手術です。アレルギー性鼻炎は、鼻腔内でアレルゲンが反応することによって起こります。その結果、主に下鼻甲介が浮腫状に腫脹し、鼻閉が起こってきます。

レーザー手術は、この下鼻甲介の表面にレーザーを照射することにより、下鼻甲介の浮腫状腫脹を抑えます。また鼻腔内でアレルギー反応を起こりにくくします(表面麻酔 30分、手術時間 約10分)。

鼻粘膜の表面が蒸散されるため、約2週間程度、カヒが付きやすくなります。

2つ目は、高周波による下鼻甲介切除術です。慢性鼻炎やアレルギー性鼻炎により肥厚し、不可逆性の変化をきたした下鼻甲介に対する手術です。

肥厚した下鼻甲介に高周波の端子を穿刺し、内部より、下鼻甲介の凝固を行います。その結果、下鼻甲介は収縮し、鼻腔通気度が改善します(表面麻酔、浸潤麻酔 30分、手術時間 約10分)。

3つ目は、粘膜下下鼻甲介骨切除術です。下鼻甲介の内部には、下鼻甲介骨がありこの骨を切除することにより、下鼻甲介を減量し、鼻腔通気度を改善します(表面麻酔、浸潤麻酔 30分、手術時間 約10分)。

CTや、鼻閉の程度により、治療法の選択を行います。

2)鼻中隔矯正術(鼻中隔湾曲症の手術)

鼻の中には左右の鼻を分ける鼻中隔があります。この鼻中隔が強く彎曲することにより、鼻閉が起こってくる場合があります。

この彎曲は、粘膜下にある骨・軟骨が彎曲することで起こってきます。そこで、粘膜を切開し、彎曲した骨・軟骨を除去し、粘膜を縫合します(表面麻酔、浸潤麻酔 30分、手術時間 約20分)。

 ※下鼻甲介の腫脹も併発されている場合が多く、大半の方が、下鼻甲介手術も同時に行います。


内視鏡下鼻内副鼻腔根治手術
(ちくのう症、副鼻腔炎手術)

慢性副鼻腔炎において、鼻茸を伴った場合や、薬剤や局所の清掃などの保存的治療で良くならない場合、何度も反復する場合には手術療法が必要となることがあります。

手術の原理は、副鼻腔の通気と排せつを改善することにより、炎症をきたした副鼻腔粘膜を正常化させます。

元々、副鼻腔と鼻腔は、自然孔という小さな孔で交通しており、その部位の閉塞より副鼻腔炎の慢性化をきたします。

手術は、ポリープや骨、高度な病変の粘膜を除去し、この自然孔を拡大し、副鼻腔を鼻腔に大きく開存することにあります。

内視鏡手術に不可欠なのは、個人差の大きい複雑な副鼻腔の解剖の知識で、それに基づき内視鏡で指標となる部位を確認しながら少しずつ骨を取り除いていきます。

副鼻腔は4つあり、いくつ病変があるかにより、重症度は異なります。軽・中等度の場合は、局所麻酔で行います。重症例は、近隣の施設で全身麻酔下に行います(短期入院、手術時間 約30分から60分)。